書籍でわかる!自己破産

vol.1 宮部みゆき氏の火車 | vol.2 高杉良氏の小説 消費者金融

◆ 宮部みゆき氏の火車

① ちょっとリッチな気分になりたい
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② クレジットカードで買い物をする(ちょっと高めの洋服とか・・・)
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③ 月々の支払いは小額なので、ちょっと癖になる(でも金利は安くはない!)
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④ 何かの拍子に支払いが滞る! ← ちょっとした理由で
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⑤ キャッシングを利用する → テレビCMもやってる大手消費者金融業界なので安心。ちょっとしたこと・・・(でも金利はそんなに安くはない!)
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⑥ 次の支払い期日が来る!ここまでくるとクレジットとキャッシングの金利が月々の報酬に占める割合はバカにできなくなる。
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⑦ 「取り合えず今月の支払いをすること」だけが目標になり長期的な視野で物事を考えられなくなる → ちょっとマイナーな消費者金融を利用するようになる
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⑧ もはや自分の給料で月々の支払いは不可能な状況。最後の手段としてグレーな消費者金融に手を出し始める → 借金はゆきだるま式に増える
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⑨ 一家離散・・・


小説の中で弁護士の先生がこんなことを言っています。

カード破産は交通事故のようなものです。クレジットカードと車、どちらも便利で、今や現代生活に無くてはならないものです。車に乗っていても交通事故に遭うことがあるでしょう。もちろん、飲酒運転や無免許など本人に原因のある事故も少なくありません。でも交通事故は免許があってまともな人でも、飛び出し、暗がり、疲れ、玉突きなど自分以外の外的要因で起こってしまうこともしばしばあります。カード破産も似たようなものです。誰でもムシャクシャすることがあってちょっとリッチな気持ちになりたい時はあるでしょう。一回目借りる時の金額はとても小さく”実際に”払えない金額ではない。しかし、ちょっとしたことの積み重ねで自分だけの力ではほとんど返済不可能なところまで、借金をしてしまうのです。だいたい月収が20万円そこそこしかない若者が1000万円も借金できてしまうということにも問題があります。学校でもカード利用、キャッシング利用の恐怖や問題点を教えてはくれません。だから冒頭でも述べましたが、カード破産は交通事故と同じようなものなのです。」やや思い出しながら書いているので表現は正確ではないが、だいたい上記のような内容だった。自分では返せない額の借金、これは「ちょっとしたこと」の積み重ねで起こるものなのだ。ここら辺の業界情報、及び自己破産から消費者を守ろうとする弁護士の心温まるやりとりが宮部みゆき氏の才能によってすぅーっと頭に入ってくる。自己破産についてちょっと知りたいなという人は一読して損のない本だ。